Update 2022.2.10

心を満たす、結びの場。 「musubi cafe嵐山店」

たにちん・クマノミ(京都栄養医療専門学校)さん

とても素敵なお店を見つけました。名前は「musubi cafe嵐山店」。阪急嵐山駅から徒歩3分、店内からは嵐山の景観が一望できる居心地の良いお店です。会社の取締役兼飲食部門の責任者である平林さんにお話を伺ってきました。

嵐山店を1号店としてオープンしたきっかけ。

平林さんは会社設立の際の初期メンバーの一人で、musubi cafe 1号店の嵐山店をつくられた方。サラリーマン時代は、食べることもできないくらい身も心も疲弊してしまうほど多忙だったそう。そんな中、もともと市民ランナーだった平林さんが、マラソンをベースに「人を結ぶ(musubi)」+「食」にこだわったお店として誕生したのが「musubi cafe嵐山店」。「気楽に緩く走ることができるようなライフスタイルをおくれたら」という思いから、体のことを考えて取得した雑穀エキスパートの資格が、メニューに活かされています。

「楽穀菜食」のメニューと「地産地消」。

musubi caféのテーマである「楽穀菜食」とは、穀類や野菜、果物、その他植物由来の食品を中心とし、栄養面でのバランスが良い食事に、「楽」を加えたmusubi cafeならではの表現です。京野菜を用いた地産地消の実現だけでなく、他県の農家さんとの繋がりも増えており、 “人が見える食材”=安心感 を提供しています。

ランチメニューはヴィーガンを中心に種類も豊富。本日のおすすめランチでは、Aランチ(ヴィーガンメニュー) とBランチ(主に鶏肉を使ったメニュー)があり、主食には玄米か雑穀米を選ぶことができます。ランチメニューは、仕入れた食材をもとに調理スタッフがその日に決めているそう。2階には広々としたお座敷もあり、子ども連れでもゆっくりお食事を楽しめます。

卵・乳・白砂糖を使わないスイーツも、こちらの魅力。お砂糖はてんさい糖、油脂は非遺伝子組み換えの菜種油やココナッツオイルが使用されています。チーズケーキには今話題のオートミールが使用されています。また、ほとんどがグルテンフリーのため、アレルギーが気になる方でも安心して召し上がっていただけます。小麦を使うメニューには、品種改良を重ねていない身体に負担がかかりにくい「スペルト小麦」という品種を使用しているんだとか。スイーツは通販でも販売されており、豊富な品揃えで大好評だそうです。

マラソン×お食事×お宿

musubi cafe嵐山店の大きな魅力は、「スポーツ(マラソン)」+「お食事」+「お宿」を備えた形態です。例えば、日帰りで「嵐山でランニングをして汗をかき、シャワーを浴びてすっきりした後、食事をする(1泊2日なら、お店近くのお宿に宿泊ができる)」という贅沢な過ごし方ができます。

好きなことが同じ者同士が集まるmusubi cafeは、自然にコミュニティーが広がります。祇園鴨川店と大宮店もあり、インドアとアウトドアのイベントや外部講師を招いてのスクールも開催しており、男女問わずお一人でも気軽に参加されているとのこと。メンバーを募って全国のマラソン大会に一緒に参加するなど、musubiを感じられる活動も盛りだくさんです。

この「musubi cafe嵐山店」は、従業員の方とお客様との心の距離がとても近く感じました。コロナ禍の影響で心の距離が遠くなり、人とのつながりの良さを忘れてしまいがちですが、musubi caféはそれを思い出させてくれる素敵な場所です。

紹介したところ

musubi-cafe 嵐山店

たにちん・クマノミ(京都栄養医療専門学校)さん

※ブログの内容は公開当時の情報です。