Update 2022.4.13

素材と人をジェラートでつなぐ 笑顔溢れる
「ともみジェラーto」

京輔・えま(京都栄養医療専門学校栄養士科)さん

京都の中でも、ひときわ賑わいを見せる阪急京都河原町駅。今回ご紹介するのは、そこから五条方面へ10分ほど歩いたところにあるジェラート専門店「ともみジェラーto」。生産者の方とつながり、素材にこだわった絶品ジェラートの

店内は白を基調とした清潔感のある内装。光が差し込む大きな窓から河原町通りが一望でき、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったりな空間です。
そこでいただけるジェラートですが、なんと定番メニューはほとんどないそうなんです!
その理由は、「美味しいものを作りたい」という純粋な気持ちから。例えば、素材の持ち味を大切にし、その時期に一番美味しい旬のものを使うので、例年作る同じメニューでも毎年レシピを調整しているとのこと。
また、ジェラートは作り置きすると風味が変わってしまうため、一度に仕込んだ分が売れるとそれ以降は提供できないのだとか。素材に向き合う姿勢と徹底した美味しさへのこだわりが、多くの方から支持を集める理由なのだと感じました。

今回は、10種類ほどあるジェラートの中から「ほうれん草」と「焼きにんじんのソルベ」を実食。
鮮やかな緑の「ほうれん草」は、爽やかな甘み、スッキリとした嫌みのない渋味が他にはない格別な美味しさ! 「焼きにんじんのソルベ」は、ほっくりと濃厚な味わいで、口溶け滑らか。「えっ、にんじんってこんなに甘いの!?」と驚いてしまいました。
さらに、これらのジェラートと旬の果物とを組み合わせた特別なパフェも、週替わりで登場。何度訪れても、毎回新しい味との出会いが楽しめそうです。

こうした魅力的なジェラートを作られるともみさん、以前は出身地の岐阜県でジェラートのお店をされていたそう。
「自分しかできないことを今やる、後悔のない人生を送りたい」という強い気持ちで、知識や経験がほぼゼロのままスタート。
お店を7年間された後、もっとジェラートについて学びたいと単身イタリアへ。本場では、日本にはない食材の種類や味わいに圧倒されながらも、日本の食材の素晴らしさを再確認。「素材の持ち味を活かす」という今のお店の方向性を決められたそうです。
また、イタリアではジェラートのことだけではなく人とのつながりの大切さに改めて気づいた、と仰っていたともみさん。2022年3月に移転オープンをされるご予定なんだとか。

新店舗は、1階がテイクアウトとジェラート工房、2階はイートインのカフェスペースの予定。さらに、2階はカフェとしてだけではなく、他業種のお店や生産者の方を巻き込んだイベントなどを構想中。
「多くの方を巻き込んで、面白いことがしたい。もっとつながりを広げていきたい」と仰るともみさんの夢の溢れるお話を聴いて、こちらもワクワクが止まりませんでした。
ともみさんの考え方に触れながら、素材の味がダイレクトに伝わる美味しいジェラートを食べたことで、一個人としてもすっかり「ともみジェラーto」のファンになってしまいました。
京都にお越しの際は、ぜひ皆さんも美味しいジェラートとともみさんの人柄に触れて、新しいファンになってくださいね!
※店舗外観以外は旧店舗の写真です。

紹介したところ

ともみジェラーto

  • 2022年3月26日移転グランドオープン
  • 〒600-8029 京都府京都市下京区西橋詰町759番地SAKIZO河原町五条ビル1階
  • 営業時間:13:00〜20:00
  • 定休日:水曜日・木曜日
  • 公式Instagram
  • https://www.instagram.com/tomomi_gelato/
  • http://tomomigelato.jp/

京輔・えま(京都栄養医療専門学校栄養士科)さん

※ブログの内容は公開当時の情報です。