Update 2022.1.28

採れたて新鮮! 京野菜たっぷりランチ!
「Le bouchon t masako」

Nana・Dさん

京都の観光名所『嵐山』のメインストリートから、少し外れた所に佇む「ル ブション ティ マサコ」

実は、私たちの通う京都栄養医療専門学校はこのお店の隣なので、これまでにも何度か利用させていただいています。新鮮な野菜をたくさん使った料理と落ち着いた店内の雰囲気が、何度でも足を運びたくなってしまう魅力にあふれたお店です。

5年前まで別の方がこの場所で営業していたお店で、アルバイトとして勤務していたオーナーの田中正子さん。そのお店が閉店となる際に「ここでお店をやってみては?」と勧められ、今に至ります。

観光客で賑わうメイン通りから外れた所だからこそ、人の流れや窓の外に広がる景色などを楽しみながら食事ができる、落ち着いた雰囲気が魅力。また、この店舗の「お客さん一人ひとりの顔が、作り手から見渡せる」広さや作りがとても気に入っているそうです。

ル ブション ティ マサコといえば新鮮なお野菜をたくさん使ったお料理!

ここのお料理は他のレストランなどとは違い、パスタ単品というような提供ではなく、パスタ+野菜といったランチセットで提供されています。

野菜嫌いな人でもバランスよく食べてもらいたいという思いで、地元の農家で毎朝採れた新鮮な野菜を使っています。味付けや調理はとにかくシンプルに。甘味土の香りなど野菜それぞれの美味しさを活かすよう、必要以上に味付けはせず、調理法も湯搔いたりサッと炒めるなど、香りや味が逃げてしまわない工夫がされています。

メインの料理は濃い目の味付けになっているので、シンプルに調理された野菜とのバランスもばっちり。ドレッシングも野菜の味に影響しすぎないようにアレンジを加えたり、季節によってコーン、ごま、フレンチなど変えているとのこと。

そんな野菜のたっぷりのランチ。メニューの中には日替わりランチ、日替わりランチBOX、パスタランチなど日によってメインの料理が変わるものがあります。

日替わりメニューは前日には決定しているそうですが、驚きなのはパスタランチ。どんな食材を組み合わせたパスタにするのかを決めるのは、パスタランチの注文が入ってからなんだとか。今回私たちがいただいた際は、キャベツとベーコンのトマトパスタでした。時にはラザニアの日もあるんだそうです。

ランチBOXも、たくさんの野菜を食べてもらえるように必ず6~7種類の野菜を入れるこだわりよう。彩りもよく、バランスの整った美味しいお料理ですが、お値段は私たち学生にもうれしいお手頃なプライス。何度も通いたくなり、一人でも多くのお客さんに来ていただくには、どのくらいの価格にするべきかをお客さんの立場になって考えているという、オーナーの正子さんの思いが込められています。

店内の空間も落ち着いていて、親しみやすい雰囲気を感じることができます。これも、正子さんの「もし自分がお客さんだったら」という気持ちが原点。どうしたら居心地のいい空間になるのか、正子さんご自身がしてもらって嬉しいと感じることは、ご自身でも心がけているそうです。接客は丁寧に行い、キッチンに立ちっぱなしではなく時間が許せばお客さんのお席にご挨拶をしたり、ありがとうございました、また来てね」の声掛けはいつも行うなど、すべてはお客さんに気持ちの良い時間を過ごしていただくため。

「野菜嫌いでもここの野菜なら食べられる」「気持ちがしんどくても、ここに来ると心に少し風が通る」と思ってもらえるお客さんを、もっとたくさん増やしたいと語る正子さん。

作り置きはしない、朝に採れた野菜を使う・・・フレッシュをモットーに決して手を抜くことなく一生懸命、精一杯の気持ちを込めた料理とおもてなしの込められた「ル ブション ティ マサコ」。ぜひ足を運んでみてください。

紹介したところ

Le bouchon t masako

  • 〒616-8376 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町17
  • TEL:075-871-5323

Instagram / Le_bouchon_t_masako

Nana・Dさん

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